息子の中学受験の思い出

なんつうタイトル。何にも書くこともないので、そうした。今ころ、小学校6年のとき、何していたかなー。とにかく、焦ってた。わたしが。まだ、時間あるのにね。テストテストで追われていたからかもしれないなー。まあ、開成目指すだけのテストではクリアしていたんだけど、結局、NN開成で5組だったか、4組だっけ？忘れてる。それでその順位だと、いやーなかなか合格は出ないのかもしれないと思ったような気がするなー。NNだってけっこうな人数いたし。

なので、攻玉社中学とか芝中学、あと武蔵中学、世田谷学園、巣鴨中学、あとなんだろー栄東は説明会にも行かなかったなー。海城中学とか、とにかく説明会に行ってきた。武蔵はなんだかイヤだったな。なんでだったかな。忘れた。みなさん、来て下さい！みたいな感じがひとつも見られなかった。だいたい、息子と説明会行ったとき、ヤギかな、息子がくさいくさいと言って逃げ回っていたから仕方がない。

あとは、攻玉社が駅からすぐ近かったからいいな、と思ったし制服がかっこよかった。海軍かなんかそのルーツだったからかな、かっこよかったな。あと暁星中学、めちゃフックがついてるんかなこの制服って思ったな。駒東中学だっけ、行ったけど記憶があんまりない。息子にはあわないなと思った。生まれた環境が違うような気もして。よくわかんないけど。そうなのだ。わたしはなんとなく直感で決めてしまうのですね。インプレッションが大事だと思ってて。

そこを息子は嫌がっている。ちゃんとしてくれ！って。どうして都立はいやなの？と聞く。だってー都の職員だよ、教員は！なんていうか。まあ、そこは置いておいて。中受ね。あと、世田谷学園は気に入った。しかし駅から遠い－。三軒茶屋駅からめちゃ歩いたような気がする。先生がたは僧侶の人もいるらしく、坊主頭で、「わたしたちが外で、うちの組はよく出来ている、なんて坊主頭どうしで話すと「組」って誤解されたかなと思うときがありますよー」みたいなジョーク言ったり。校舎もきれいに清潔に維持されているし、なにしろ、校舎に入るときにお辞儀をするってのがいいなと思った。

しかしなーいいんだけど、開成のつぎに受けるのが世田谷学園でもいいんだけど、もう少し上の偏差値のとこがいいかもなーと思ったり。だけど、ほかのとこより世田谷学園を気に入ってしまったからいいやと思った。わたしが。息子はどこでもいいみたいな投げやりのスタンスになっていたから、今となってはどうでもいいんだけど。

でも、志望校選びはよく考えたほうがいいです。わたしのように開成1本！目指せ開成！になるとダメだったときパニックになりますから。親が。息子は共鳴してなかったので、今考えると健全であった。

あ、そだ、麻布中学も行った。ここは良かったな。しかし息子が学園祭で麻布中学行って、ステージを見て、めちゃびびっていて、ボクはムリだよムリムリ、あんなことはぜったい出来ないって言ってた。ああ、金髪やらピンクやらみんなカラーリングして、ステージで踊ってノリノリだったのを見てひいていた、息子。みんなそうではないよ、麻布の子たちは！と言ったけど、ムリムリって…。そんなアホな息子。まあ、開成と同じ受験日だから関係ないけど。でも、よかったなあ。場所もいいし。

麻布中学の説明会にひとりで行ったんだけど、電車の中で、「もう！だから言ったでしょ、なんとかなんとか」とずっと怒ってる母親がいて、その子供は6年生くらいで少し太めででも素直でマイペースな感じ。子供は怒ってるのをスルーしてるようだった。いっしょの駅で降りた。

麻布の説明会に行くのかな？わりとギリギリの時間。母親は先にどんどん歩いて、息子を置いていく感じ。息子は必死について行く。母親はひとりで改札をとおった。タクシーつかまえて乗り込んだ。そこから「早くしなさい！」とめちゃ大きな声で息子を呼んで、息子も乗り込んだ。あら、麻布中の説明会じゃなかったんだ。タクシーに乗るまでもないから。

あんな怒って…。怒る母親はダメだよな。人の振り見て我が身ってやつ。めちゃ反省した。会場に入って座ったら、その親子が入ってきた。あー…。めちゃ反省した。かりかりしたり、怒りつけたり、ギスギスするのはいいことひとつもないよ。楽しくやらなくちゃな、と思った瞬間であった。まあ、ムリだったんだけど。

また思い出は今度。

今日の勉強。学校の宿題か何か、テキストをずっとやっていた。「集中力はすごいよね！ずっとやるときはずーっとやってるんだもん。お母さん、まねできないよー。」と言ってみた。「時間決めてやってるから。終わったらコナン見ていい？」どうぞどうぞ。ほんとにコナンなのかな…。たまに将棋ウォーズってゲームやってるけど。健全だな息子だ。